その昔、旅人に扮した神が一晩の宿を探していたところ、蘇民将来という村人が貧しいながらも精一杯のもてなしをし、神の加護を受けたという伝説が起源と言われています。

厄除けや無病息災、五穀豊穣などを願って、裸の男たちが蘇民袋を奪い合う勇壮な祭りです。

十二支の焼き印のある365個の駒が入った袋を押し合いながら、男たちが参道を下っていきます。ゴール地点で袋の口を押えている人に駒が与えられるため、神社入り口の鳥居で争奪戦になります。