坂本神楽は、西和賀町の前郷地区に伝わる伝統芸能で、町の無形民俗文化財に指定されています。安政6年(1859)に神職高橋右内が習得したもので、その後坂本神社に伝わってきました。

坂本神楽団が組織され、歴史文化フェスティバルなど、各地で随時上演されています。毎年8月に執り行われる坂本神社祭典・前郷夏祭りでは、祭儀のあとに神楽の奉納が行われます。なお、この夏祭りでは神楽のほかに盆踊りなども開かれます。