大河原町中心地の商店街を挟んで西側にひっそりとたたずむお寺「最勝院(西の寺)」は、やや広めの境内に立派な本堂が立ち並んでいます。
毎年7月中旬にはお聖天祭り、7月下旬には愛宕祭り、そして8月下旬には上町如意輪観音堂「観音祭」が行われ、地元の人や観光客で賑わいます。

上町如意輪観音堂は、元禄年中(1688~1703年)の創建と伝えられており、江戸時代には大河原宿の西の入り口にあるとともに、白石川の船便乗降場に続いていたこともあって、境内の広場は旅人の小休所にもなっていました。