宮城県の一目千本桜で名高い大河原町に鎮座する「大高山神社」は、社伝によれば、572年に日本武尊を主祭神として創建されたという神社です。当神社の縁起処や「安永風土記」などによれば、日本武尊が蝦夷征伐のための東征の折に仮宮を立てて住んだと伝わり、その仮宮の跡地に「白鳥大明神」と称する社殿を設け、日本武尊を奉斎したといわれています。

そんな大高山神社では、年始めの元旦である1月1日に「元旦日」という祭典が行われ、良い年を迎えるための神事を執り行っています。