塩釜市にある鹽竃神社の境外末社・御釜神社で毎年7月4日「藻刈(もかり)神事」に始まり、5日の「水替(みずかえ)神事」、6日に「藻塩焼神事」と執り行われます。
古代からの製塩法を伝える神事として宮城県の無形民俗文化財に指定されています。

6日の「藻塩焼神事」では、海藻のホンダワラを用いて濃い海水を作り、これを火打石を使用してつけた忌火で煮詰めて作る古代からの製塩法が、雅楽が奏でられる中で進行します。