毎年4月第一日曜日には、太郎坊宮で「渡御祭」が行われます。
太郎坊宮の神さまを奉じ、お神輿が氏子各町をめぐるお祭りです。

当日は、若衆が地域内の除災招福を祈願し、にぎやかな鐘太鼓を打ち鳴らしながらお宮さんから太郎坊宮を目指して練り歩きます。
前日の宵宮祭では、太郎坊宮のふもとに各地域の老人会が作った「ご神田」という大きな松明がたてられています。夕方になると、若衆が松明によじ登り点火します。
賑やかな鐘太鼓の音が鳴り響く中、お神輿の御渡りがなされます。