長崎県では毎年1月2日から15日までの間に1日かけて七つの山を巡り参拝する「七高山めぐり」が正月の風物詩として行われます。

七高山めぐりでは市街を囲んだ金比羅山や七面山、烽火山、秋葉山、豊前坊、彦山、愛宕山の七つの山を七福神と見立てて巡ります。

この行事は江戸時代から行われているといわれており、当時はわらじ履きでの参拝だったといわれております。

全ての山を登りきるには七時間かかるため初心者や自信のない方はそれぞれの出来る範囲で巡るのがおすすめとされています。

七高山めぐりは七つそれぞれの山にある神社やお堂で無病息災や受験合格を祈る人たちも多く、楽しみながら伝統に触れることのできる行事となっています。