平安末期より全国で熊野信仰が盛んとなりこの頃から東北地方にも熊野神社が勧請されました。
富谷の熊野神社の起源は不明ではありますが、伝承によると昔は現在地より東方に位置しており、元和4年(1618)伊達政宗公の命により宿場を開設した際に、現在の場所に移転したと言われています。

熊野神社の例大祭は毎年10月に行われる恒例行事です。祭り当日は御神輿が街に繰り出し、富谷が宿場として栄えた古の時代を感じさせます。