県内唯一の火縄銃の祭りです。起源は藩政時代に領主の奥方が、病弱な幼君の健康を願って、蔵王権現御嶽神社に祈願したところご利益があり鉄砲組に祝砲を撃たせたことに始まります。旧花山中学校の校庭で鉄砲組の古式技法にのっとった火縄銃の発砲が行われ、12丁の火縄銃が一斉に銃声を轟かせるようすは迫力満点です。

また、発砲に先立って、御嶽神社から旧花山中学校まで鉄砲組を先頭に、子供鉄砲組・稚児行列・子供神輿・お囃子・手踊りが練り歩き祭を盛り上げます。