毎年4月第1日曜日に白山神社で開催されている例大祭で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

延年とは、平安から室町にかけて僧侶や稚児たちが寺院で盛んに行っていた遊園舞台の総称のひとつですが、由来や保存スタイルともに固有のものが見られます。

獅子舞、献膳、御山開き、御法楽、入振舞、飛作舞、田楽舞が行われ、源平合戦を擬した馬上渡しで終わります。

古来、この馬上渡しの扇の的を手に入れた部落は豊作であるといわれ、必死に的の奪い合いが行われてきたため、「ケンカ祭」とも呼ばれています。