栗原市若柳の互市の始まりは江戸時代まで遡ります。宮城県の県北地域を中心に、古くから交易の場として庶民に親しまれてきた「互市」は、季節の産物や日用雑貨、農機具などを販売しながら、祭り気分が味わえるという庶民の風習でした。

若柳では4月と10月の中旬にそれぞれ互市が開催され、昔ながらの竹細工や金物などの日用雑貨をはじめ、苗や花木、農産加工品、地場産品など街商組合約40店舗が出店し、多くの人が訪れています。