室町時代初期から続く今古賀風流が、毎年10月の三島神社境内にある竜神宮の例祭で奉納されます。
悪疫退散、五穀豊穣、家内安全の祈願、感謝を表すお祭りです。座元から「道林」を成して竜神宮まで行列します。

先導の天狗(猿田彦神)、赤鬼、青鬼、小面3人、鉦打ち、謡方といった総勢40余人が神前で舞った後、村中の家々を回ります。頭にしゃ熊をつけ、袴、手甲、脚絆体の太鼓うち3人1組が、御神体の着座する太鼓を謡にあわせて打ち舞う姿は一見の価値があります。

江戸時代に今の形になったとされ、県の無形民俗文化財に指定されています。