正月明けに催される「どんど焼き」ですが、ここ豊前市の畑地区のどんど焼きは一味違います。畑地区のどんど焼きは日本中でも珍しい「おこもり小屋」という藁や竹を組み合わせた一軒の家のような小屋を建てます。

壁面にはしめ飾りやお札がしつらえてあり、この小屋の中で二週間ほど地域の人たちが交流し、その後、小屋に火を放って古いお札やしめ縄を一緒に燃やし、無病息災を祈る全国的にも珍しいお祭りです。豊前市指定無形民俗文化財に登録されています。