豊前市にある竹下観音で、毎年8月のお盆に迎え火、送り火の催しがあります。

迎え火は、先祖の霊を迎えるために目印の明かりを灯し、送り火は、お迎えした霊が帰っていく折にしっかりを見送っているという証のために灯します。

豊前市の山の麓にある竹下観音は、普段は閑静な佇まいですが、毎年お盆の迎え火、送り火の日には参道をたいまつの炎が照らします。

闇夜の中、境内までつづく幻想的な明かりは、先祖の霊が迷わないようにしっかりと道筋を示しています。