高岡の御車山(みくるまやま)祭の由緒を守った、津幡屋与四兵衛(よしべえ)を顕彰するお祭りです。江戸中期の人物の与四兵衛は、1775年(安永4年)、御車山によく似た山車を作った高岡の近郊の町に抗議。騒動を起こしたために捕らえられ、獄死しました。

その後御車山を真似た山車が禁止されたため、祭の誇りを守った義人として高岡関野神社に祀られました。毎年4月3日に与四兵衛祭が行われ、その遺徳を偲ぶ神事が行われます。