毎年8月24日に、小竹町の御徳一区で行われる「地蔵まつり」は、350年以上も昔のまま継承されてきた地域に根ざしたお祭りです。

地蔵まつりは子どもの成長や幸福を願うもので、昔から子どもたちが中心で行ってきました。今は子どもが少ないため、地域の人々で祭りを盛り上げ守り続けています。

特徴的なのは、竹を半円に湾曲させてその節に火を灯した参道です。提灯や灯籠の灯りとともに、竹アーチからあたたかな柔らかいがもれ、夜の参道を灯します。その光景は日常の喧騒から人々を解き放ち、安らぎを与えてくれます。