山口県山口市の三の宮にある仁壁神社は、長治元年、現在地へ遷座し、古くから「周防三の宮」として知られている神社で、「大内氏」ゆかりの神社のひとつとして数えられています。毎年8月の大祭には、当主自ら参拝したと伝えらています。「大内氏」、「毛利氏」の文書を多く所蔵しており、江戸時代初期の作とされる「獅子頭」は、山口市の有形文化財に指定されています。

この神社では、当地方の氏神様であり、水利農耕、機織などの守護の神様に豊作と民生の安定を祈り、感謝する祭りとして「仁壁神社春祭・勧学祭」が例年4月4日に行われます。記念樹の植樹や定番の餅まきのほか、フォークダンスなどの地元で活躍されているサークルなどの団体の方々による催しなど、賑やかに祭りが催行されます。