厄除けで有名な徳島県の薬王寺は、四国八十八か所第23番の霊場として知られているお寺です。こちらでは、2月11日と12日に「厄除初会式」が執り行われます。

県内にある真言宗のお寺の僧侶約30人が薬王寺に集まり「大般若経」を転読し、全国にいる信徒の所願成就が祈願される法会です。たくさんの僧侶が集まり大護摩を焚いてお経を唱える姿は圧巻で、厳かな雰囲気が漂います。

12日には「招福餅投げ」が行われ、縁起の良い餅を手にするために県内外から多くの参拝者で賑わいます。