須恵町で行われる「祇園山笠」です。およそ250年前、疫病が流行り、退散を祈願するために祇園祭を行ったのが始まりとされています。人形などで飾り付けられた山笠は、須恵神社を出発すると、上須恵地域のほぼ全域を舁き山して回ります。

法被に赤いふんどし姿の男の人たちが「ワッショイ」の掛け声とともに、山笠を引きます。山笠が通る沿道には大勢の住民が出て、力水などをかけて声援を送ります。上須恵地区を代表するお祭りです。