北九州市小倉北区にある小文字山でお盆の迎え火として行われる行事です。昭和23年に国体出場選手を歓迎するために始まったものですが、現在では小倉の夏の風物詩として知られています。山頂に竹の筒300本で作られた「小」の文字が浮かびあがります。

1本1本の竹筒に藁を詰め、灯油を含ませて灯明を作ります。これを山頂に並べて文字を作ります。当日、ボランティアの人たちがこの竹筒に一つひとつ火を点けていき、「小」の文字が出来上がります。闇の中に浮かぶ「小」の文字は市内からもくっきりと見えます。