天草の上津深江八阪神社裸まつりは、400年以上続く伝統のある神事で毎年1月20日に開催されます。

裸まつりというだけあって、真冬の寒い時期ではありますがふんどし姿の男性たちが朱色の神輿を担ぎます。そして驚くことにそのまま海へと飛び込み、渡っていくのがこの行事の目玉です。

300mほど海を渡った男性たちは陸に上がると、町民の家を土足で駆け巡ります。家の中も土足で駆け巡りますが、この祭りでは日没まで家の中を掃除してはなりません。こうして無病息災を願う伝統行事なのです。