富岡稲成神社の初午大祭は、約350年の歴史があるお祭りで、毎年旧暦の2月の初午の日に執り行われています。ちなみに初午は、711年に京都の伏見稲荷大社へ宇迦之御魂が降臨された日です。

五穀豊穣・商売繁盛、特に火難防除を祈願して行われるお祭りで、富岡地区の各町内が伝統の出し物を奉納します。戦後途絶えがちになっていましたが、近年再び盛り上がりを見せ、かつての賑やかさを取り戻しつつあります。

午前中に奉納を終えた後、一日かけて出し物が町内を練り歩きます。