熊本県の世界遺産である「三角西港」は、明治20年に開港した港です。オランダ人技師による築港技術に日本の伝統的石工の技術が果敢に挑戦し成功した港湾都市であり、合理的な都市基盤整備は現在も当時の状態をほぼ完全に残しています。

そんな西港に明治20年から根を張り続けているあこうの樹から名前をとった「あこうの樹の会」が、この西港の地で今年で11回目となる文化発信として「あこうの樹の会」を開催します。会場では、版画の展示や三曲演奏会、西港手作りパンの出店など、三角西港を満喫できる3日間となっています。