梅雨明けが待たれる季節、鹿児島の夏の風物詩として受け継がれ、今でも多くの人で賑わい灯篭の光で各所が彩られる「六月灯」が開かれます。清水町の八坂神社からスタートし、期間中は鹿児島の県内神社仏閣で日にちを違えて、大なり小なりどこかで開催され７月の間続きます。ここ山宮神社でも六月灯の灯篭が飾られ当日は祭事が行われます。

六月灯の灯篭の光が街のあちらこちらを彩ります。六月灯では氏子や子供たちが和紙に様々な絵や文字を書いた物を貼り付けた灯篭を奉納し飾られ、幻想的な雰囲気に包まれます。この季節になると町の片隅にある神社や小さな祠でも六月灯の準備がなされ、鹿児島の夏の到来を告げます。