神話やおとぎ話に基づいて毎年違う演目で上演され、約30~50センチのたくさんの人形たちが水車の動力で木製の歯車やテコの応用で前後左右に動いたり、首を振ったり、両手両足を動かして水が動力とは思えない細かい動きをします。

7月の鹿児島の風物詩、六月灯で上演される「水からくり人形」は全国でも鹿児島にしかない重要な文化財です。昭和58年には鹿児島県より「知覧の水からくり」として有形民俗文化財の、昭和59年には国から無形民俗文化財の指定も受けました。

見事な職人技をご覧ください。豊玉姫神社の六月灯にのみ上演されます。また知覧ねぷた祭(7月20日)の日にも特別上演されます。