小松島市にある立江八幡神社は、阿波花火の発祥の地とされています。この立江八幡神社の秋季例大祭は2日間に渡って行われます。初日には、浦安の舞の奉納、立江祇園囃子の奉納と雅な行事が続きます。その後の奉納花火の神事が最大の見どころです。

「吹筒花火」と呼ばれるもので、火薬の詰まった筒を7mのはしごに取り付け、その筒から火花が滝のように降り注ぎ、圧倒的な迫力です。魔除け、健康、災難除けを祈願します。火花の下では「火の踊り」が舞われます。この後は、スターマインなど800発の花火が打ち上げられます。