世界遺産である厳島神社でしられる広島県廿日市市の宮島(厳島)、そんな宮島の対岸に位置する地御前には、「地御前神社」という老松に囲まれるようにひときわ大きな社殿があります。本来、厳島(宮島)は島全体が聖地とみなされ、人が住むことは禁じられていたので、対岸に遥拝のために建築物が造られ、そこから発展したとも言われています。

毎年、この地御前神社では旧暦5月5日の端午の節句に「御陵衣祭」が開催され、流鏑馬(馬に乗り屋で的を射る競技)や舞楽の奉納などが行われます。