毎年11月第三日曜日に開催される「尾末神社大祭」は、学問の神である菅原道真公を祀る尾末神社の大祭です。
豊漁と安全を祈願し、海辺の3地区から約1.5トンにもなる「だんじり」を担いで男たちが練り歩きます。

厄年の男がだんじりを担ぐことで、厄払われると言い伝えられており、各だんじりは24歳の青年を中心とした100人以上の担ぎ手と、太鼓の叩き手である8人の少年で構成されます。
見所である「さしくらべ」では、どのだんじりが最も勇ましく担ぎ続けることができるかを競います。

重さが2トンにもなるだんじりを約20分間高々と担ぎ続ける姿や、漁師町に響き渡る威勢の良い男たちの声など、漁師町特有の熱気に溢れるお祭りです。