近年11月第四土曜日から夜を徹して行われる「尾八重神楽」は、約900年もの歴史を誇り、国選択無形民俗文化財に指定されています。

五穀豊穣・豊猟・安全や健康に感謝し、1年の安定を祈り舞うお祭りとして、地元の方から観光客まで多くの人が訪れます。

「ヘンベ」や「カラス飛び」といわれる、軽やかに飛び跳ねるような鎮魂の動きや、参詣者が神楽の成就を喜ぶ舞に参加できることが特徴です。
真夜中には、東西南北の四方神を鎮め、太刀を持って悪魔をはらい、村人の無事を祈る、力強い舞が行われるなど、夜通し目を離すことができません。

さらには、大鍋で煮込まれる猪汁が堪能できるなど、魅力の溢れるお祭りです。