市の指定無形民俗文化財であるこのイベントは、牛馬安全と五穀豊穣を祈願して奉納されます。棒踊りは、農民が張るから夏にかけての時期に、棒を持って地面を突いて歌いながら、地固めや悪霊を払うといったものです。

その由来は諸説ありますが、島津藩士による武芸鍛錬として槍と刀を6尺棒と3尺棒に替えて、鎌を加えて踊りに仕組んだものであると伝えられています。

本来は春のイベントですが、経過を経て現在は秋の収穫祭「ホゼ祭り」の時期に奉納されています。