百手祭(ももてまつり)は、三豊の春の風物詩。厄祓いと豊作、海上安全と大漁などを祈願する春の神事です。粟嶋神社だけの行事ではなく、香川県の西讃岐地域を中心に各地で行われています。粟嶋神社の百手祭は、県の無形民俗文化財に指定されています。

古くからの伝統をそのままに、社殿前に並んだ射手たちが的の扇に向かって次々と矢を放ちます。島内外の方の願い事が書かれた扇も的として使用され、矢が当たれば願い事も叶うとされています。
粟島へは、須田港から汽船で約15分です。