『堂の口あけ』とは、1年で最初の明王寺・薬師堂の開帳日を意味します。

国道197号線の宮谷地区の人々が『金剛草鞋(コンゴウわらじではなく、コンゴウばっこ。ばっこは履物を意味する)』と呼ばれる大わらじをつくり、地区の入り口に吊るし、地区民の無病息災を祈願する伝統行事です。

この大わらじは、つま先から土踏まず位までの半分を作って完成です。「えっ、50%で完成?」と思われるかもしれませんが、半分といっても、長さ:約3m、幅:約2m、重さ:約300㎏の超ビッグフット用サイズです。「ここには、こんな大ワラジを履く大巨人がいるぞ。この大きさで、まだ半分だぞ。疫病者は踏潰すぞ。」という魔除け厄除け祈願が込められています。

なお、開運厄除けミニ金剛バッコ(本物と同じハーフわらじ)が限定数で用意されておりますので、お土産にいかがでしょうか。