広島県廿日市市に浮かぶ小さな島「宮島(厳島)」には、広島にある世界遺産のひとつ「厳島神社」があることが有名で、年間国内外から多くの観光客が訪れています。そんな宮島には、戦国時代から伝わる「宮島踊り」という念仏踊りがあります。

毎年8月17,18日に、世界遺産、厳島神社の参道途中の御笠浜を会場に「宮島踊りの夕べ」が行われ、宮島踊りを中心に地元の方、観光客の方も一緒になって踊られます。元来、編み笠をかぶり面体を隠し、黒紋付きを着用して踊られていましたが、現在では服装は自由になり、踊りも単純なためはじめての方も気軽に参加できる盆踊りになっています。