毎年8月14日の晩に行われる「五反田柱祭り」は、戦国時代に味方の誤射によって倒れた山伏の霊を鎮めるために始まった行事です。

高さ約20mの柱に床木籠を取り付けて、籠に向かって松明を放り投げ、籠が燃え上がるまで続けられます。
美しい火の玉が闇の中で尾を引く光景は幻想的です。

全国的にも珍しい行事として県の無形民俗文化財にも指定され、「愛媛の祭り50選」にも選ばれた八幡浜を代表する伝統行事の一つです。