廿日市天満宮は1233年に、当時厳島神社の神主であった藤原親実が鎌倉の荏柄天神を勧請したのが始まりで、その後八幡神社、新宮神社を合祀して廿日市市の氏神となった由緒ある古社です。学問の神様として広く信仰され、合格祈願の参拝者で賑わっています。

夏越の大祓は、半年間の穢れを払い、残る半年を無事に過ごせるように願う儀式で、廿日市天満宮では「水無月の夏越の祓えをする人は、千歳の命延ぶといふなり」と唱えながら茅の輪を八の字にくぐります。