広島県廿日市市にある極楽寺山は、標高693メートルの山で、天平3年に僧行基が開山しました。山頂付近には聖武天皇が建立したとされる由緒ある古寺「極楽寺」や、周囲をモミの原生林に囲まれた蛇の池などがあり、秋には紅葉を楽しむのにうってつけの場所となっています。

この極楽寺山の蛇の池では毎年6月中旬頃から7月下旬ごろにかけて、池いっぱいに睡蓮の華が咲きます。白やピンクの美しい睡蓮の華以外にも、池周辺には紫陽花が咲いており、見た人に梅雨の訪れを感じさせてくれます。