宇和島市三間地域の統一秋祭りが、毎年10月下旬に三嶋神社などを会場に行われます。

六つ鹿踊りの奉納や唐獅子・牛鬼などが早朝宮出しされるほか、午後からは太鼓を先頭に「お兵具」行列や御神輿の巡行が行われ、無病息災や五穀豊穣を祈願します。

六つ鹿踊りは、仙台藩主伊達政宗の長男、秀宗が慶長20年(1615年)に宇和島藩に入部した後に始められたとされるもので、360年余りの伝統を持つ民俗芸能です。
ほかにも八つ鹿踊りや五つ鹿踊りなど、地域によって鹿の頭数が異なって伝えられています。