毎年旧暦8月22日直近の日曜日に、愛媛県今治市にある大三島の宮浦に鎮座している大山祇神社で行われている祭礼です。

太陽が出ている時間が短くなり始めるこの時期を神様の衣替えになぞらえて、五穀豊穣に感謝し海の安全などを願って執り行われます。

島内の各地区から伝統の継獅子をはじめ毛槍・山車などが大山祇神社境内に集結し次々と奉納されます。

また、古式装束を身に纏った神官と3基の神輿の渡御にしたがって、大山祇神社から台の三島神社の御浜殿までの4kmをたどる「お旅」と呼ばれる供奉行列も行われます。