皇女和宮が降嫁の折りにこの地を通ったことにちなみ、小簾紅園が開設されました。毎年、春は神式・秋は仏式で祭祀が営まれます。
神式で行われる春の例祭では、「宮田五音社」による「献樂」・巫女による「舞」が奉納されます。
仏式で行われる秋の例祭では、「憶皇女和宮」の献吟・和宮音頭・静寛院宮奉賛唱歌などが披露されます。
和宮様は16歳の折、婚約者がいたにもかかわらず、政治的な判断で将軍家へ嫁がなければならなかった悲運を偲び、多くの参拝者が祈りを捧げます。