岡山市北区の吉備津にある「鼻ぐり塚」は大正14年創設で、牛達の鼻ぐり(鼻輪)を直径約15mの円墳の上に積み上げて作られています。
塚の前には馬頭観音の像、左右には牛と豚の像が置かれています。
積み上がった鼻ぐりは700万個近くにのぼり、現在も毎年数万もの鼻ぐりが納められているそうです。

鼻ぐり塚では毎月第三日曜に家畜の供養を行っており、4月と9月は畜魂祭が行われます。
鼻ぐりを大釜で洗浄し、塚の正面の馬頭観音に供えて供養します。
参拝料は100円(護摩木代)で、お御摩に祈念を込めて塚の前に供えます。