太々神楽は伊勢神宮の奉納神楽から始まったもので、広く全国に広がりました。神楽を奉納するときの報賽の大小で等級が決められていますが、太々神楽はもっとも大掛かりなものです。鏡石町にある熊野神社では、秋の祭礼のときにこの太々神楽が奉納されます。

戦後は、一時、途絶えていましたが、後世に伝えたいという町の青年たちによって、1976年に復活しました。壮麗な舞は鏡石町の貴重な伝統芸能で、町の無形文化財に指定されています。