昔は虫干しを兼ねて雛人形を飾る行事が八朔の時期に行われていましたが、今では「八朔雛」として全国各地に残っています。
牛窓町では、八朔雛と共に女の子が生まれた家でお供えする「ししこま」と呼ばれる団子が、瀬戸内市の無形民俗文化財に指定されています。

この貴重な伝統行事を存続させるため、牛窓町では「牛窓八朔ひなかざり」を行っています。
9月上旬、牛窓しおまち唐琴通り周辺の各家や店舗数十カ所に雛人形などが飾られます。

また、西町倶楽部ではししこま製作体験が同時開催されます。
小さく可愛らしく色鮮やかなししこま作りは特に女性におすすめです。