「来迎念仏」とは長野県須坂市野辺で3月中旬、8月中旬、9月下旬、11月下旬に行われる行事です。

須坂市野辺で行われる来迎念仏は、「四度(よど)の念仏」「獅子念仏」とも呼ばれています。
「四度の念仏」は年に4回行われることから、「獅子念仏」は念仏の最中に鹿を模した2頭の獅子が現れ、念仏獅子舞を演じることからつけられた名前です。

野辺の来迎念仏は、念仏和讃と念仏獅子の要素を持つ全国でも珍しい来迎念仏で、県の無形民俗文化財にも指定されています。