知床半島にある標高1,661mの羅臼岳の山開きは、毎年7月第一日曜日に行われます。出発前の午前6時から岩尾別登山口で安全祈願が執り行われます。

山頂からは、雪渓が残る知床連山、太平洋側には国後島の最高峰の爺々岳も望むことが出来ます。斜里町側のルートからの所要時間は登り5時間、下り4時間となっています。また、羅臼岳は昭和39年に知床国立公園に指定されており、2005年にこの山域を含む知床半島が世界遺産に正式登録されました。