「御祝い棒」とは長野県飯田市で、毎年1月の第2土曜日に行われる行事で、新婚家庭に中学生以下の子どもたちが訪れ、玄関先や縁側を御祝い棒で叩くという珍しいものです。

当日は19時頃、霜月祭りが行われる正八幡宮に集まり、禰宜(ねぎ)による神事が行われます。
20時頃神社を出発し、太鼓の音に合わせ「参ったー、参ったー、御祝い棒には参ったー、まい」と唄いながら町を練り歩きます。
その後新婚家庭を訪れ、御祝い棒で座敷の上り口を叩き祝福します。