「永平寺 花祭り」は、福井県の吉田郡永平寺町にある永平寺にて行われます。永平寺は1244年に道元禅師が開いた曹洞宗の大本山です。開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏といわれています。

「花祭り」は灌仏を執り行う為に季節の花で飾られた小さな御堂「花御堂」を作り、その中心に水盤を置いて誕生仏を安置し、水盤には甘茶を湛え参詣の善男善女は小さな竹の柄杓で誕生仏に甘茶を注ぎます。お祭り当日は、稚児行列をはじめ白像引きのパレードや神楽などが行われます。