厄除と五穀豊穣の願いが込められた巨大な太刀が町内を巡る奇祭です。

このお祭りは、今から約180年前、徳満寺周辺で疫病が流行した時、同寺の僧侶が、大きな松の木を伐り出して作った巨大な太刀を担いで町内を巡ると、不思議なことに疫病の流行が治まったという出来事が由来とされているそうです。

一度は途絶えたお祭りですが、本堂改修の際、巨大な太刀が偶然発見されたことをきっかけに復活しました。

現在は、毎年7月の第1日曜日に、竜の形をしたしめ縄が飾りつけられた太刀と小刀を乗せた台車を押して、旧布川の各地区を巡り、厄除けと五穀豊穣を祈願するお祭りとなっています。