かつて京都の祇園祭で舞われていた「鷺舞」。津和野の祇園祭では現在も受け継がれており、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

津和野祇園祭は、7月20日の御神幸の日と27日の御奉還の日が行われ、両日ともに昔から決められた町内9箇所で鷺舞が奉納されます。歌に合わせて鉦や太鼓を鳴らし、鷺の衣装をまとった踊り子が優雅に舞いながら町を歩く津和野の夏の風物詩です。

鷺舞の前には、子供たちによる可愛らしい子鷺踊りも披露されます。