太鼓谷稲成神社の祈年祭は、毎年旧暦2月初めの午の日に執り行われます。祈年祭は「としごいのまつり」とも呼ばれ、「とし」とは穀物とりわけ稲を意味し、稲が豊かに実ることを祈るお祭りです。

この日には祈年祭と併せて、旧初午祭と御分霊祭も行われます。御分霊祭は、太鼓谷稲成神社の御分霊を受けた方が1年に1度御分霊を持参し、本殿に安置して御分霊を祓い清めて鎮魂の祭を行い、家や事務所の益々の繁栄を祈る行事です。