毎年9月22日、「二瀬楽」と呼ばれる二瀬天満宮で「かっぱ祭り」が開催されます。

カッパに扮した4人の男児を円の中心におき、「唐うちわ」という畳半畳くらいの大きなうちわを持った4人の青年が取り囲みます。手槍や横笛、太鼓、チャンボシなどを持った総勢40人余りの行列が、賑やかに道楽を奏でながら境内に繰り込み、円陣を描いて踊ります。

耶馬溪の「かっぱ祭り」は約300年前から伝わる郷土芸能で、人畜の守護や厄払い、五穀豊穣を祈願する行事として親しまれています。